キヨシがBL?ドラマ「不適切にもほどがある」第4話 ネタバレ

今週もあっという間に金曜日の家族そろって楽しみ視聴の時間がやってきました。

ドラマ「不適切にもほどがある」第4話『既読スルーしちゃダメですか?』今回はどんなストーリーになるのでしょうか。

つるっとした物の虜?スマホ依存症になる昭和おやじ

市郎(阿部サダヲ)は、キヨシ(坂元愛登)のスマホを名義変更する為に携帯電話会社へ行くがキヨシが未成年の為、親の同意が必要で名義変更できず。喫茶スキャンダルへ帰ると教え子の井上昌和(三宅弘城)がいて、感動の再会。

感動しているのは井上だけだったが、キヨシの父であることに気がつき、一緒に携帯電話会社へ行き名義変更することができた。早速、市郎は渚(仲里依紗)とQR交換し、チャットを送るも『焼肉てもとう?』って濁点なし。年配者あるある。(笑)

テレビ局のグループチャットに招待された市郎。しかし、被害者の会を立ち上げられる。市郎は既読がついたのに返事がない、とハラスメントチャットを送り続けていた。退会=絶縁と解釈する市郎。

既読スルーで返信がないことが気になり、ずっとスマホをチェックする。いわゆるスマホ依存。今回のミュージカル劇場はスマホの使い方講座でした。

市郎は昭和の『連絡網』しか知らなかったので、SNSの使い方を教わってました。教わらないと難しいですよね。

キヨシの恋の相手が独特、昭和のLGBPTQ?

なんだか、キヨシがモテモテ。授業中にメモが配られてきて告白する女子生徒がいた。そのことを井上(未来のキヨシの父ですが)に相談すると、女ってくだらない、といって『風と木の詩 』というコミックを読みだし、俺は男しか愛せないと。

そのことを母・サカエ(吉田羊)に話すと「えっ、その本BL漫画の金字塔ですよ」と。

自分の夫がBLだなんて認めたくないし、認めたら将来結婚することもなく、キヨシも生まれることもなく…ややこしい。

ちなみにBLと聞いた純子(河合優実)は「BL=ベーコンレタス漫画?PLなら知ってる、清原、桑田、・・・」サカエが話を遮り「BLはボーイズラブ」と言うと、純子が驚き顔で「えっ、清原と桑田が???」純子最高~、おもしろすぎ。

流れで井上から突然「好きだ!初めて会った時から他人と思えない!付き合って! 」と言われたキヨシは試しに付き合ってみることになったと告白すると、純子は「二股じゃん!」と。

キヨシは以前令和の時代に男子と付き合ったことがあるとも告白。サカエは驚きを隠せないが「いつも性差別はいけないっていってるじゃない」とキヨシから言われ、そうよ、性差別はいけない…と動揺しながら復唱するサカエ。

キヨシは自分が本当に女が好きかわからない、おっぱいは好きだけどおっぱいだけが好きなだけかもしれないし、…サカエは「そんな奴いない」と苦笑い。ほんとに、そんな奴いない。

じゃ、キスしてみようという流れになって…とキヨシ。キスしようとしたらビリビリってなった。(タイムパラドックス!サカエの喜びの心の声)

「それで気がついた!俺、おっぱいが好きだ!いや、純子先輩が好き!」とキヨシ。いえ、そうじゃなくて井上君が実の父親ってことを気がつくべき。

そこへ井上から電話が。サカエは「女にもてなくて、男に走ってるのよ、あなた中2病!」と怒鳴り散らかす。サカエも必死です。何せ自分の夫を同性愛から異性愛へ転換させないと、未来が変わってしまうから。

なんか、話が突拍子で可笑しくてたまらない。なんでお父さんが息子にBLなん?ワロタ

NGだらけの令和社会、タイトルもジェンダー平等主義

カウンセラーとしてTV局に勤める市郎。ドラマのタイトルでクレームが来たと相談される。『俺たちチアリーダー』の俺たちというところがホモセクシャル的で女性を排除している、と。性別を前面に押し出すとジェンダー平等に反すると抗議が来る。

『俺はだ』ダメ『科捜研の』ダメ『男女七人夏物語』⇒『人間七人夏物語なら良い。

俺たちチアリーダー』ダメ⇒『男も女もチアリーダー』『人間チアリーダーなら良い。なんだそれっワロタ。

ハッシュタグをつけて検索やすいように、宣伝部から略して4文字だと助かる、と。#ふてほど、も変で言いにくいけど4文字にするんですね。(笑)

別件でプレミアムサタデープロデューサー栗田(山本耕史)から相談される市郎。お父さん世代の懐メロ特集を制作しているがアウトな歌詞ばかりで…と。なぜか喫茶スキャンダルで検証カラオケ大会。

『ホテル』不倫の歌でアウト、『カサブランカ・ダンディ』DVの歌詞がありアウト、『まちぶせ』想いが重い、紅組・白組も見直す必要がある。と栗田。ジェンダレスの時代だから配慮が必要と。

市郎は、きょんきょんが好きだから応援しているのは女だからという理由ではない。では、貧富の差でわけるなら『貧乏金持ち歌合戦』、井上は『縄文人弥生人歌合戦』と。…ワロタ、逆に新鮮!

渚がおニャン子クラブを歌うと、栗田、井上、秋津、市郎はマラカスをもってはしゃぎだす。この4人の姿はお腹かかえて笑いましたわ!特に山本耕史のはしゃぎようが、おもしろい、『素(ス)』なの?と思ってしまう。

秋津が『ハイティーンブギ』を歌いだすと市郎はむっち先輩を思い出す。秋津に顔がそっくりなことから、父親がむっち先輩だと判明。母親は純子なのか?という謎を残したまま、市郎は仕事の予約時間になり帰っていく。ふと考え込む、渚。…ん?

純子とキヨシとむっち先輩の恋の行方は?

純子と参考書を買いに行く約束があるのに、キヨシは隣の席の女の子と喫茶すきゃんだるでイチャイチャ。それを見て自棄になった純子はむっち先輩とバイクで出かける。

帰宅したキヨシは約束のことを思い出し、急いで待ち合わせ場所の駅へ向かうが、伝言板に『キヨシのバカ野郎』と書いてある。駅に伝言板ってあったような記憶が…

純子とむっち先輩は急な雨でびしょぬれになり、むっち先輩の家へ(実家は団子やあきつ)。むっち先輩のマッチグッズがたくさんある部屋で、誰も私を心配してくれない、誰にもチヤホヤされずにオバンになっちゃうと愚痴りだす純子。後ろを振り返ると裸でパンイチのむっち先輩。なぜか白いデカパン。ワロタ

近藤真彦の曲、『真夏の1秒』『情熱熱風セレナーデ』の歌詞を並び立て、純子とむっち先輩はベッドに…しかし、むっち先輩は「俺の愚か者が、ギンギラギンにならない」と。(笑)全部マッチの曲だわ。

キヨシは秋津の家を突き止め、純子を連れ出す。そしてスマホを使わずに純子を探し当てたことを喜ぶ。むっち先輩はキヨシに、「好きな女の手を二度と話すなよ」と言って送り出す。

インティマシーコーディネーターって何?

インティマシー・コーディネーターとは、性描写において俳優の尊厳を守る役割。コーディネーター役はトリンドル玲奈。ベッドシーンの撮影現場で、細かいチェックをするマネージャー。ちょっと触っただけで、はい、インティマシー。

市郎はブチ切れ、演技がしたくて女優になったんだろ!西川みね子かたせ梨乃は脱ぎっぷりの良さと体当たり演技でのし上がった、乳もケツもほっぽりだして、と。ホント、ホント、彼女たちの映画は今でも鮮明に記憶に残っています。

その後、女優は細かい指摘に対し、マネージャーを外に出して好きに動いてみたいと。マネージャーは追い出される。

あんまり細かいことにこだわりすぎると、本末転倒、演技なんかできませんね。こんなのみると、現代はギスギスしているんだな~と感じます。

ふてほど、第4話まとめ~古田新太は誰?

毎回、昭和の小道具(黒電話のカバーとか)や曲名、人名、その他もろもろ、細かく演出してあり、感心します。

最後のシーンで渚の神妙な顔つきと、渚の父親・犬島ゆずる(古田新太)と対面、市郎に「お父さん」と呼ぶところから、これは渚の母が純子なのか?と考察してしまいます。だから市郎とビリビリしたの?

しかし、古田新太さんの鼻から管つないで立ってる姿に吹き出してしまいました。古田さんの表情がおもしろくて。さて、純子と渚の関係は? 次回も楽しみです!

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