倉木麻衣が主題歌を歌うNHKBSで再燃中の朝ドラ「オードリー」

24年前のNHK朝ドラ「オードリー」がBSで放送中。朝ドラにしては奇怪な内容で驚きの連続、出演者も長嶋一茂さん、堺雅人さん、など若かりし頃の映像が新鮮で、ついつい見入ってしまっている毎日。

主題歌は倉木麻衣さんの「Reach for the sky」(リーチ・フォー・ザ・スカイ)2000年にリリースされた曲が毎朝かかると自然と覚えてしまいます。

倉木麻衣さんと「Reach for the sky」(リーチ・フォー・ザ・スカイ)を深堀してみましょう。

倉木麻衣さんてどんな歌手?どんな経緯で歌手になったの?

倉木麻衣さんは、千葉県出身、1982年生まれの今年41歳。本名は非公開です。

幼い頃ピアノを習っていて漠然と音楽に携わる仕事がしたいと思っていたところ、ピアノの先生に歌を勧められて意識するようになり、中学になるとデモテープを音楽会社へ送り続けた。

そののち、倉木麻衣さんのプロデューサーとなる長戸大幸と出会い、海外へ目を向けることになる。英語の勉強もし、高校生の時にデビュー。

1999年には、Mai-Kとして、アメリカのインディーズで全米デビューシングル「Baby I Like」をMai発売。同年日本でのデビューシングル「Love, Day After Tomorrow」をリリース。当時17歳

なんだか凄い経歴ですね。音楽の申し子というか、歌うことに導かれてその通りに全うしているというか、本人の努力もさることながら何かに導かれているとしか思えませんね。

プロモーションのTV出演もなく瞬く間に大ヒットを次々と

当時はプロモーションの為のTV出演は当たり前。しかし倉木麻衣さんはTV出演をしないまま、1999年にデビュー曲発売から13週目で売上100万枚越え。翌年の2000年には2ndシングル「Stay by my side」がオリコン1位初登場。

オリコンのトップ10にデビュー曲と2ndシングルの2曲がランクインの快挙。

3rdシングル「Secret of my heart」が発売されるとオリコン2位初登場。オリコントップ15の中に3曲がランクインする大快挙となります。

1stアルバム「delicious way」は日本・台湾で同時発売になり、1週間で221万枚売上でオリコン1位初登場となり最終的には400万枚を突破。

そしてNHK朝の連続テレビ小説『オードリー』主題歌に「Reach for the sky」が決まり、歴代最年少での起用となる。

主題歌「Reach for the sky」(リーチ・フォー・ザ・スカイ)の内容

倉木麻衣さんの6枚目のシングルとなるこの曲は作詞を倉木麻衣さん、作曲を大野愛果さんが担当。

スローテンポで美しいメロディーのこの曲は「楽しみながらマイペースで進んでいきたい」という気持ちを描いている。

まだ17、18歳の少女がこんな素晴らしい作詞を書き、歌うなんてすごい事です。タイトルの意味は「空に向かって手を伸ばす」というような意味です。

ジャケットとPVはイギリス・ロンドンで撮影。

倉木麻衣さんは、デビュー前にアドバイスされた「英語」をとても勉強して、海外でのレコーディングや海外活動を行った。なのでタイトルには英語が多く使われ、曲の中にも多く英語が使用されています。

メディア露出が少なく、学業を精進した倉木麻衣

事務所の戦略なのか、学業を重んじたからなのか、デビュー当時から地上波TVメディアでの露出がとても少なかった倉木麻衣さん。

デビュー直後から大ヒットを連発し、普通の高校生ではなかったはずだが、最終的には立命館大学を卒業。多忙な最中、米国・英国にも留学経験もある。

好きな音楽の道を選び、大成功を収めてもなお、地道な努力と地に足がついた人生を歩んでいるなんて育ちの良さが垣間見えます。

実はサラブレットの倉木麻衣さん。父親は時代劇俳優・実業家・映画監督でもある山前五十洋さん。祖父は詩人で出版社経営の山前実治さん。叔母は女優の滝沢えつ子さん。

叔母の滝沢えつ子さん、なんだか倉木麻衣さんにお顔立ちが似ています。親戚ですもんね。

倉木麻衣さんの活躍に納得のいく家系ですね。親のコネクションを利用したわけでもなく、自分自身でデモテープを送り続け成功をつかみ取った倉木麻衣さん。憶測ですが、決して甘やかさず大きな愛情で見守られて育ったようなご家庭が目に見えるようです。

TV出演は少ないものの、ラジオ、雑誌などの媒体では多く出られていますね。

国内外の素晴らしい活躍でも、北米での活動はあまり成功しなかった

倉木麻衣さんはデビュー当初から海外での活動を積極的に行っています。全米デビューも果たしてシングルやアルバムもリリースしていますが、日本のような大ヒットとはいきませんでした。

2012年にはロシアでモスクワシンフォニーオーケストラと共演、ロシアでも活動を広げていました。

北米ではそこまで華が咲きませんでしたが、アジアでは大ヒット、中国・韓国・台湾では度々コンサートが行われています。

倉木さんのお人柄なのでしょう、慈善活動にも積極的に尽力し、カンボジアに寺子屋を設立する活動や、環境問題、被災支援など数々のチャリティー活動も行っています。

まとめ

24年前、デビュー間もない倉木麻衣さんが史上最年少でNHK朝ドラの主題歌を担当した「オードリー」

大竹しのぶさんの奇怪な「勝手に母親」ではネットをざわつかせたり、もう引退している岡本愛さんの存在に驚いたり、長嶋一茂さんが重要な役柄で出演していたり、堺雅人さんの若かりし頃が見られたり。

ついつい見入ってしまう不思議な魅力たっぷりの「オードリー」。

毎回、倉木麻衣さんの「Reach for the sky」を聞きながら、楽しみに鑑賞しています。

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