サザンオールスターズが主題歌「恋のブギウギナイト」のドラマ「新宿野戦病院」

またまた始まりました、クドカンこと宮藤官九郎脚本作品「新宿野戦病院」。今回の舞台は新宿歌舞伎町という独特な環境。ここで運ばれてくる病人やけが人はクセが強そうな予感。

キャストもクセ強で、主人公は小池栄子、仲野太賀さんなどキャスト見ただけで、オモシロそう!

このドラマの主題歌を歌うのが、大御所サザンオールスターズ。クドカンのセンスが光ります。ピッタリじゃないですか!サザン!新宿歌舞伎町の病院!どんな曲なんでしょうか。

主題歌はサザンオールスターズ「恋のブギウギナイト」

たぶん、この話が来たサザンオールスターズ・桑田佳祐さんは快諾したはずです!もう、イメージぴったりじゃないですか。ドラマの内容はハチャメチャなんでしょ、サザンオールスターズはハチャメチャ好きです(笑)。

サザンオールスターズは毎年6月25日デビュー記念日にびっくり計画があるそうで、今年はこの曲の配信日でした。

タワーレコードのニュースでは以下のようにこの曲を表現しています。

昭和から平成初期に流行したディスコ・サウンドと令和のEDMサウンドを融合させたダンス・ナンバー。パンチのあるリズム・トラックに、懐かしさと新しさ、愉快さと切なさが入り混じるサウンドと、ペーソス溢れる情けない男の心情が描かれた歌詞、緩急自在の桑田のヴォーカルが得も言われぬグルーヴと高揚感を生み出している。

サザンっぽい曲です、まさにサザンオールスターズ!サザンの曲はスローテンポのものの良いですが、この曲のように、パンチが聞いて軽快でちょっとノスタルジックな感じのものがすごくイイと思います。

20年ぶりのフジテレ、ドラマ主題歌です。20年!20年前のフジテレ系ドラマ主題歌はなんと「大奥」で「愛と欲望の日々」という曲が主題歌でした。ちょっとびっくり、なんで「大奥」なんだろ。

サザンオールスターズ知らない人いないと思うけど、サザンのあゆみ

老若男女、サザンオールスターズを知らない人は少ないと思いますが、曲は知ってるけど、どんなバンドなのかはよく知らない、って人の為に簡単なあゆみです。

青山学院大学で結成された5人メンバーのバンド。エーーーッと思うかもしれませんが、皆さん知性のある方々なんです。何とかと何とかは紙一重といいますが、ぶっとんでいたのは桑田さん。

1978年6月25日にデビュー曲「勝手にシンドバッド」が大ヒット。当時の映像を観ると、ぶっとんで暴れまって歌う桑田佳祐さんの姿が。衝撃的なデビューでした。

それ以前に伝説のアイドル・ピンクレディーの大ヒット曲で「渚のシンドバッド」という曲があり、んっ?パクリなの?と思わんばかりの「勝手にシンドバッド」というタイトル。

素晴らしいマーケティング作戦、というか、人々の興味をそそるタイトルですね。若き日の桑田佳祐さんのアグレッシブな歌唱力と演出は、強烈な印象を与えました。

単なるクレイジーなバンドと思いきや、名曲を生み出すヒットメーカー。違った意味のぶっ飛んだバンドで日本を代表するグループになりました。

後に、ボーカルの桑田佳祐さんはキーボードの原由子さんと結婚、一児が授かりました。

サザンオールスターズ、国民的バンドの軌跡

デビュー翌年に発売されたバラード曲「いとしのエリー」が大ヒット。この曲は後にTBS系のTVドラマ「ふぞろいの林檎たち」でも使用され、再ヒットしたサザンオールスターズの名曲のひとつです。

陽気で、クレイジーでロックなサザンオールスターズは、バラードを取り入れたことで一気に女性ファンが増えます。

その後は飛ぶ鳥を落とす勢いで、数々の名曲が生み出され、原由子さん作詞作曲でリリースされたオリジナルソングも大ヒット。控えめで前に立つことの少ない原由子さんですが、音楽の才能とセンスは抜群で、これまた女性ファンが増えていきます。

桑田佳祐さんは原坊(原由子さん)のことを「サザンオールスターズの羅針盤で、桑田佳祐にとっての灯台」と言っています。奥さんである原坊さんのことをリスペクトしている言葉ですね。素敵なご夫婦です。

一般的に有名になり、大ヒットを生み出し始めると、不倫やうちわモメ、金銭トラブルなどがありがちですが、サザンオールスターズはそんなゴシップは聞いたことがありません。

デビューから46年が過ぎても変わらぬ人気と、継続的にリリースされる新曲やアルバム。その曲もウィットに飛んでいて、聞くものを飽きさせない多種多様なテーマーとジャンルを極めています。

サザンオールスターズ、最近の動向は新曲リリースとフェスからの勇退

野外フェス「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」出演を最後に、フェスの出演を勇退することを発表しました。

理由は「高齢者バンドには暑すぎる夏」という、最近の激暑な気候です。

以下、サザンオールスターズ公式コメントから抜粋引用

デビューした当初はナウでヤングな若者だった我々サザンですが、気がつけばメンバー全員古希目前(汗)、今回の出演をもって、サザンオールスターズ、“最後の夏フェス出演”とさせていただければと思っております。我々高齢者バンドにとって、令和の夏は暑すぎるよ(笑)

先ずは今回の新曲「恋のブギウギナイト」の配信リリースを開始し、今後はオリジナルアルバムを制作していくことを宣言しています。

古希って70歳ですよね。この酷暑のなかでの野外コンサートなんて、若い年代でも危ないです。優待されても誰も文句は言えません。

冷房の利いた室内で、アルバムを創ってもらったほうがファンにとっても嬉しいことですね。高齢者バンド、なんてイメージもありませんが、実年齢には勝てませんがこれからも素敵な音楽を配信していってほしいものです。

 

 

 

 

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