錦戸亮が出演、ドラマ「不適切にもほどがある」5話感想ネタバレ

2月23日放送、第5話「隠しごとしちゃダメですか?」

なんだか神妙な渚(仲里依紗)の様子が気になります。まさか純子(河合優実)と何か関係が?

渚に連れられてホテルのラウンジへ行く市郎(阿部サダヲ)。そこには鼻に呼吸器をつけた男性(古田新太)が立っていた…古田さんの姿が面白くて…その姿だけで笑いがでます。

錦戸亮が出演、古田新太は何者?市郎との関係は?

渚の父親として紹介された犬島ゆずる(古田新太)。市郎に対して「お父さん」と呼びかける。ということは、純子の夫?

純子と出会う過去の話に戻ると、三原順子の話題に…(笑)国会議員になってますと聞くと市郎は驚く。じゅんこ、違いだけど、驚くよね。

不良だった純子は一念発起して大学生になり、モデル事務所に所属する。時代は女子大生ブーム。六本木あたりのディスコで遊ぶようになり、VIPルームで黒服だった若き・ゆずる(錦戸亮)と知り合う。

ゲスト出演の錦戸亮と古田新太のギャップがすごくて、同一人物に見えなすぎ…(笑)

初々しかった純子もだんだんとワンレン・ボディコン姿に変貌していき、ディスコダンスをノリノリで踊るようになる。純子役の河合優実ちゃん、ノリが良くてバブリーダンスお上手!

「しもしも~」のバブルネタ・平野ノラを思い出す純子のたたずまい。

400人ほどの女性と夜を共にしてきたという覇者で、大きな肩パットをつけた・ゆずる(錦戸亮のほう)は市郎に会いに行き、純子と結婚させてほしいとお願いするも市郎から殴りかかられる。

しかし既に純子は妊娠しており、その子が渚。渚が生まれてから市郎に会いに行ったこともあるが、会ってくれず、家業のテーラーを継いだゆずるの店に招待しても来てくれなかった、と。

頑固おやじの市郎。そう簡単に許してはくれなかったようですね。

渚に、抱っこしてあげられなくてごめんね、と喫茶店で抱っこする市郎。当然、ビリビリ。

錦戸亮が出演、今回もう一人のゲストはおぎやはぎの矢作

冒頭、純子の進路相談の場面。進路相談の教師役で登場するのがおぎやはぎの矢作。とても似合う役柄。

教師「おまえの偏差値で入れる大学はない。」⇒ 純子「やーだー、川島なお美とおんなじとこ入りたい。大学行かなきゃミスキャンパスにもなれねーし、オールナイトフジにもでれねーし、裏口でいいからフェリス入りたい。」

教師「おまえの顔なら、学がなくても、嫁にはいける。」「もちろんブスだったら、死ぬほど勉強して国立にはいれっていいますけどね。」⇒ サカエ(吉田羊)「私、国立ですけど。でいうか、教育者としてひどい!女性蔑視、学歴差別、ルッキズム、・・・」

純子「女子大生じゃないと、マハラジャ行ってもモテなーい。」

そんな時代でしたね。女子大生がイチ大ブームでした。それからだんだんと若年化していきJK(女子高生)、JC(女子中学生)へと時代が変わっていくんですね。

錦戸亮が出演、相変らずいい加減な昭和の中学校

サカエは中学のPTA役員を引き受けていて、市郎が休職しているのを延長してほしいと伝言にいく。校長と教師は「まあ、いいでしょ、父兄に聞かれたら研修にでも行ってるっていいましょ。 」

そんなんで学校休ませてくれるのか。

サカエにPTAの過去の帳簿を見せてくれと問われると、「ありません」と教師。校長が「運営費は年度初めに徴収します。足りなかったら再徴収、余ったら、あまったね~っていって…、お菓子買ったり、ジュース買ったり…。」

サカエは「そんなズサンなやり方?」とキレ気味。教師は「ちゃんと、領収書を貼って収支をあわせて。」あわなかったら?と突っ込まれると校長が再び「あわなかったね~っていって、どこかから持ってきたり…

「隠ぺい工作じゃないですか!」と言われると、校長は「隠ぺいって(笑)。何十年もそれでやってるし、追求できな~い。」と教師に同意を促す。そして用事があると逃げる教師。

この中学校、おもしろすぎ。テキトー中学、不適切中学校。

錦戸亮が出演、純子はどこへ?純子の運命はどんな?市郎も?

喫茶店で、市郎は純子はどこなの?とゆずるに問う。渚とゆずるは、純子は離婚して、海外にいると言う。

カレンダー見て適当に南フランス、とかブラジルとか言ってました。なんだか嘘ついてる感じです。

今度はなんで離婚したの?と聞かれると、渚が慌てて「父の浮気」と答える。どんな人?と聞かれると新聞の『藤井聡太』が目に入り、生保レディーの「藤井聡子、頭のいい子でした。 」と言う、ゆずる。2人目は名前はウーバー配達員を見て「ウバ・イツコちゃん」。

後日、令和のゆずるからの招待の手紙を見て、ゆずるのテーラーに行く市郎。33年目、神戸で18年東京に来て15年。5年目にやっと独り立ちしたので、最初のスーツを純子のお父さんに着てほしくて純子が迎えに行った、と。

えっ、これは、やはり阪神淡路大震災?思い出の写真には1995年1月16日と刻んである。

ゆずるの採寸取りが遅くなり、終電を逃してしまい、朝まで開いてる居酒屋で3人で過ごし、純子は市郎を駅まで送っていったのだと。1月17日午前5時46分…

市郎は自分が純子と共に、世を去っていることを悟る。ゆずるが仕立てた初めてのスーツを着てタバコを吸う。

第5話のまとめ

サカエの小学生のあだ名はPTAで毎日公開説教していたことや、プロディーサーに昇進した渚にお祝いとしてティッシュにお金をつつんで渡そうとする市郎。

八嶋再登場でのエピソードなど、笑える場面もたくさんありましたがストーリーは切ない方向へ。

純子は何となく、震災で?…と予想していたものの、市郎まで。市郎、どんな心境なんだろ。

やっぱりクドカンってすごい。ドラマ「俺の家の話」を思い出した。物語に厚みがある。だから面白い!次回も楽しみですね。

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