「自転しながら公転する」がドラマ化!3週連続スペシャル放送中

直木賞作家・山本文緒さんの著書「自転しながら公転する」(島清恋愛文学賞受賞作品)が読売テレビ・日テレ系で3週連続スペシャルドラマとして放送されます。

放送スケジュール 12月14日・12月21日・12月28日(木曜日)23:59~0:54

TVer(無料観放題)とHulu(有料チャンネル)で見逃し配信中。

「自転しながら公転する」ドラマのあらすじ

憧れの東京でアパレルの仕事についていた与野都(よの・みやこ/松本穂香さん)。母親の介護のため地元の茨木に帰省。契約社員として働くがなんだかしっくりいかない。

そんな時に知り合った羽島貫一(藤原季節さん)。ふたりは順調に交際していくが、羽島貫一(藤原季節さん)は寿司屋のアルバイト。しかも人助けをして欠勤したことで解雇されてしまう。

無職の彼と結婚して大丈夫なのか?親の介護は?

ぐるぐる思い悩む与野都(松本穂香さん)の環境はぐるぐる移り変わる。

30代の女性が「幸せってなんだろう」と悩むヒューマンラブストーリー。

「自転しながら公転する」ドラマのキャスト・主演は松本穂香

与野都(よの・みやこ)…松本穂香さん

数々のドラマやCMで活躍中の松本穂香さん。「自転しながら公転する」では、はまり役の主演です。ちょっと控えめで決断するのが苦手。親の介護・無職の彼氏との将来・契約社員、と悩める30代独身女性。個人的に松本さんのほんわかとして演技がとても好きです。

羽島貫一(はしまかんいち)…藤原季節さん

俳優デビュー10年目の藤原季節さん。こちらも数々の映画やドラマに多数出演の実力派俳優。「自転しながら公転する」では中卒元ヤンで、心優しいアルバイト料理人。都(松本穂香さん)と交際しているが両親と対面したときに無職になったことを告げる。正直なのか、天然なのか、人からどう思われるかを考えているのか、いないのか…

与野桃枝(よの・ももえ)…鶴田真由さん

都(松本穂香さん)の母で、更年期障害を患い、日常生活が困難なため都が東京から帰省し母親の手助けをすることに。

与野修(よの・おさむ)…神保悟志さん

都(松本穂香さん)の父。妻・桃枝(鶴田真由さん)の介護のため職場を移動。娘・都(松本穂香さん)の交際相手が無職なので気に入らない。

キャン…長谷川慎さん

羽島貫一(藤原季節さん)と同じアルバイト先で働いていた金持ちのベトナム人留学生。都(松本穂香さん)に好意を寄せ、思いを告げる。

柏崎絵里…野村麻純さん、小島そよか…小林涼子さん

都(松本穂香さん)の幼馴染で都の相談相手。

「自転しながら公転する」ドラマの見どころは?

30代独身女性でなくても、誰しもが考える「幸せってなんだろう」というテーマ。

  • 親の反対を押し切って、好きだからというだけで結婚することが幸せなのか?
  • 無職で経済の不安がある人と結婚して幸せになれるのか?
  • 契約社員で仕事をしていて、将来的に働いていけるのだろうか?
  • 親の介護は出口があるのだろうか?
  • 結婚して子供を産んで、親の介護もできるのだろうか?

誰にでも起こりうる、誰にでもある悩み。自分だけが幸せを感じることが幸せなのだろうか。答えは自分の中にあることだとは思いますがその葛藤がぐるぐる回っているのでしょう。将来のことを真剣に考えだしたからこそ、不安との葛藤がくりひろげられます。

中卒で料理人、金銭感覚が都(松本穂香さん)とは違っている。しかし、人助けや実父の面倒をみたりと、心優しき羽島貫一(藤原季節さん)。つかみどころのない本性も魅力的に描かれています。

「自転しながら公転する」ドラマの主題歌は上白石萌音

「自転しながら公転する」の主題歌は「Loop」。上白石萌音さんが唄っています。

脚本を読んで詞を書くのは初めての経験でしたが、登場人物たちの葛藤や愛情をとても身近に感じて、深く共感しながら言葉を紡ぎました。すこしでも作品を彩る1ピースになれたら、とても幸せです。

とドラマ公式サイトでコメントしています。

上白石萌音さん、このドラマのイメージとぴったりですね。Loopという題名だけにぐるぐるまわる気持ちの移り変わりの歌詞に、爽やかなイメージの旋律です。

是非聞いてみてください。

「自転しながら公転する」ドラマのまとめ

3週連続スペシャルドラマですが、原作の「自転しながら好転する」はとても評判の良い作品です。

読者レビューでは、

世間一般や自分が無意識に考えている“幸せ”と実際の自分の日常との乖離。 そもそも幸せってどういう状態?と考えさせてくれる本。 女友達から全く異なる意見をもらった時に“どっちの言ってることも合ってるよな”と思ってブレまくってしまう自分。そこに、わかるーーー!と共感してしまった。

という感想が多数あります。

著者の山本文緒さんは2021年にご逝去されています。ドラマ化されてことを喜んでいらっしゃるでしょうね。

原作を3週でまとめるとどんな感じになるのか、とても楽しみです。ギュッと凝縮されて、松本穂香さんのふんわりした演技が生えるような気がします。

3週観終わったら、感想を書きたいと思います。

 

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