小関裕太が不倫アナで出演のドラマ「ふてほど」8話

第8話「一回しくじったらダメですか?」の感想ネタバレです。ムッチ先輩、とうとう令和に行っちゃいましたね。

小関裕太が不倫アナで出演のドラマふてほど、ムッチ先輩が令和に

昭和のムッチ先輩(磯村勇斗)純子を探してとうとう未来行のバスに乗ってしまう。喫茶「SCANDAL」へ向かい、未来の息子・秋津(磯村勇斗)と対面する。タイムトリップバスの開発者・井上(三宅弘城)も同席し、2ショット撮影。W磯村ショットですね。

純子は入れ違いに昭和へ戻っていた。井上はタイムマシーンの秘密を知られたくないが為、ムッチ先輩にここが2024年と本当に信じているのか?と問う。じゃ、秋津は自分の息子でなくて誰なのか、と聞くムッチ先輩。

井上は『ドッペルゲンガー』だよ、と説明する。この世には同じ顔をした分身が自分を含めて3人いて、鏡合わせのようで意思を持たず、ドッペルゲンガーと接触すると身体がむしばまれていき、やがて死が訪れる…。

井上の目がヤバすぎ、そんな血走った目で脅されたら誰でもビビりますよ。(笑)

ムッチ先輩、バスで耳抜きしてなかったから耳から血がでていて、マスターがティッシュを持ってきてそれを指摘する。ぎゃーーーっと叫びながら店を飛び出す、アホのムッチ先輩。磯村さんの演技ほんとに最高です!

ムッチ先輩、後半でホストの面接受けます。(笑)

小関裕太が不倫アナで出演、入社4年目に落とし穴

倉持猛(小関裕太)はEBSテレビ人気アナ、入社7年目。イケメンで入社1年目から花形アナとして活躍、順風満帆だった3年前に女性アスリートと密会不倫騒動を起こしてしまう。

カウンセリングを受けるため、『地獄のオガワ』カウンセラー・市郎(阿部サダヲ)のもとを訪ねる倉持。そこで市郎は東京でオリンピックが解されたことを知り、驚く。

倉持はメインキャスターに抜擢され、ストリート系のアスリートの取材を申し込み、SNSフォローし、食事に行き酔った彼女を送り、そうなったと。しかも2回。その話に喜ぶ市郎。

相変らず、下世話な話が大好きな市郎。たのしそーに話を聞いてますね。(笑)

週刊誌にスクープされ、たった1回の浮気ですべてを失った倉持。オリンピック期間中は自宅謹慎、その後も裏方の仕事をしていた。定期的な反省文など、禊も終わり復帰の目処がたったところで部長が変わり全てが白紙になった。

新しいリスクマネジメント部長はあの人、栗田(山本耕司)。市郎が部署に訪問すると顔つきが怪訝。一日中チェックばかりしていたら、こんな顔になっちゃった、と。眉間にしわ。

市郎は倉持の復帰を直談判に来たが、栗田は自分が部長でいる限り復帰させない、という。市郎は昭和のヒット曲『3年目の浮気』の歌詞にのせて、許しを請うが断られる。

ここにも、昭和テイストの曲が…デュエットと言えばこの曲、でしたよね。(笑)

市郎は最近覚えたパワハラの定義を栗田に訴える。さすが教師、令和のハラスメント事情を勉強したんですね。

小関裕太が不倫アナで出演、不倫の禊は何?

倉持アナの妻は料理研究家。不倫報道が出る4時間前にSNSで謝罪を行っていた。「この度は夫のつまみぐいで・・・(省略)でも我が家は大丈夫です。」なんか、怖いって、そりゃそうですよね。

それに対して夫・倉持アナの謝罪会見は週刊誌報道後からちょっと遅めの20日後、たくさん謝罪した。その後第一子も誕生した。

市郎の必死の訴えに、倉持アナはお試しで朝の番組で街頭ロケに出演決定。焼きビーフンCM後に倉持アナ登場、その後方になぜかムッチ先輩が…!ムッチでーす、とピースサイン。昭和のテレビにはよくいましたね、映りこもうとしてピースサインする人達。

倉持アナのSNSでの反応は2件のみ。しかしこのSNSから派生してコタツ記事ライターが薄っぺらい記事を投稿し、それをコピペした投稿からウェブライターが第2のコタツ記事が投稿される。そのまた記事を読んだ人たちは、番組を観ていないのにバッシング投稿をする。

もはや、観ていない人達との闘い。倉持アナは、辞めること決断しようとするも、人事部長から待ったがかかる。なんと朝番組にスポンサー・焼きビーフンが不買運動になりかけていると。不倫アナを起用する番組のスポンサーまで毛嫌いされる事態。辞めるなら、ビーフン騒動を謝罪した後にしてくれと言われる。

「たった1度のあやまちが許されないのは間違っている!」と市郎は倉持アナを復帰させることを約束する。

小関裕太が不倫アナで出演、昭和ではいろいろ異変が

昭和ではキヨシ(坂元愛登)が仲良くなった不登校の佐高君の家では多数の同級生が集まってゲームをしていた。佐高君は学校に行こうかなあ、と言い出す。こんなに同級生が部屋にいると学校にいるのと同じ?と思ったらしい。

登校した佐高君は、過剰な歓迎を受け、疲れ果ててまた不登校に…。安森先生(中島歩)やりすぎました。

純子(河合優美)は、不良友達の誘いも断り、ファッションも地味になり、家で勉強。サカエ(吉田羊)はその変化に、令和で何か良いことあった?と尋ねる。

純子は、スケバンが絶滅してた、ツッパリは反抗の証だと思っていたけど、甘えと思う。ほっといてほしかったら、ほっといても大丈夫な恰好すればいい。

将来が楽しみになったから、今勉強する、という純子。未来って、便利になって不満がなくなったから、つっぱりが絶滅したのかな、と話す純子にサカエは、不満はなくなってないと思うけど、と。

純子は市郎の事を 「すごいよね、未来に対応して、未来人から頼りにされてた。」と嬉しそうに語る。

やっぱり純子って自分の未来の話は聞いてなかったっポイですよね。未来に希望を持って勉強頑張ってる。でもこれって、大学行って、ディスコで黒服と知り合って…とシナリオ通りの人生をたどってますが…。やっぱり震災にあうのかな。

小関裕太が不倫アナで出演、誹謗中傷と闘う

市郎は倉持アナとの約束を胸に、オフィスで遅くまでSNS上でバトルを繰り広げ、誹謗中傷と闘っていた。1件1件、終わりのない闘い・・・ですね。(笑)

心配する渚(仲里依紗)は市郎を誘ってファミレスへ。市郎が、今の時代(令和)俺みたいな異物が混入してないとダメなんだ、と話し始める。令和の皆が幸せになるまで見届けたい、昭和に戻ってあんな未来の為に働きたくないと思いたくない、と。

街頭インタビューに行き、倉持アナを許してくれるような活動をしてきたが、栗田から却下される。局内の会議でいろんな意見も出たが、起用を嫌がる番組が多い中、八嶋智人が手をあげてくれる。八嶋の番組で料理コーナーが始まる予定。

そうでしたね、倉持アナの奥さん料理研究家でしたね!八嶋智人さん、天真爛漫でいい役ですね~。

しかし、栗田は印象操作しても、記憶の上書きはできない、と厳しい意見を言う。1度犯した過ちは、昨日だろうと10年前だろうと同じ熱量でバッシングされる、と。

市郎は、「たった1道の過ちで同じ場所に戻れないなんて、寛容じゃない。」と訴える。すると栗田は、自宅へ食事に来ないかと市郎と倉持アナを招待する。

なんか、意味ありげですよね、栗田も何かやらかしたのかな?

小関裕太が不倫アナで出演、スペシャルゲストでキョンキョンが出演!

喫茶「すきゃんだる」では、サカエが安森先生に絶賛説教中。キヨシがせっかく佐高君の心を開き登校するようになったのに、やりすぎの歓迎ぶりでまた不登校になったことをくどくど説教。

マスターが異変に気がつく、えっもしかして、…。安森先生は説教を聞いていたが、目線はある女性の方へ。

そう、キョンキョンだったんです!でも、後ろ姿の足元しか映りません。さすがに、昭和61年のキョンキョンは出演できません。

キョンキョンに気を取られていた安森を見て、きげんが悪くなったサカエを新宿のサラダバーに連れていく安森先生。

サカエのコートをさっと着せ、スマートにエスコートする安森先生。『レディーファースト』をさりげなく行う安森先生は、父親からの教育のようだ。サカエは安森先生に心奪われていく。

ドラマ終了直前、喫茶「SCANDAL」に本物のキョンキョンが!ムッチ先輩、じっと見つめ、とうとう話しかける。「えっ、キョンキョンですか?キョンキョンなのにキョンキョンじゃない!」

市郎と秋津と謎の男(彦摩呂)がなだれ込んできて、ムッチ先輩を連れ去る。無理やりタイプトリップバスに乗せ、手を振る三人。市郎が謎の男に気がつき、この人誰?と聞くと秋津は「おやじです。」って、未来のムッチ先輩、太りすぎ(笑)

ちなみにキョンキョン・小泉今日子さんこのドラマの大ファンらしいです。それで出演快諾(笑)

小関裕太が不倫アナで出演、栗田部長宅の怖いパティオ

栗田に自宅へ招かれた市郎と倉持アナ。リビングに入ると栗田の妻・かよの幼稚園時代からの友人2名とその家族が紹介される。ひとり紹介されない女性がひたすら料理を作っている。

キン妻ばりのパティオで恐怖の時間が始まる。和やかな雰囲気の会話から、妻の友人が栗田に問いかけ始める。「20回目の結婚記念日ということは、わかってるわよね。」栗田「はい、例の件から17年。

栗田は17年前、妻の幼馴染と不倫をしてしまった。

それ以来、友人2組の夫婦が集まって、栗田夫妻の円満を確認するのがルーティーン。栗田は、妻も許してくれましたし、もうあんな過ちは起こしません、と言うと友人は「何言ってんの、おかよが許しても私たちは許しませんよ!」と説教が続く。「気持ちワル、これが世間か。 」と市郎。

友人たちは栗田に謝んなさい、と栗田に迫る。元不倫相手のひとみは紹介されていない料理を作っていた、市郎と倉持が家政婦と思っていた人だった!呼ばれてたんだ…

栗田家からの帰り道、市郎と倉持はこわーいパティオでの話をしながら帰る。「関係ないのにコメント書き込んでる連中と一緒。蒸し返して、騒いで、旦那にプレッシャーかけて。」「奥さんの勝ち誇ったような顔。怖かった~」

市郎の浮気があったかないかの話になり、過去に市郎は不倫偽装をして妻(蛙亭イワクラ)を驚かせてしまい、悲鳴をあげて驚く妻。あんな姿みたら怖くて浮気なんてできない、と市郎。

エイブリールフールのうそ話として妻に伝え、二人はデュエット曲『3年目の4月バカ』を歌うふたり。阿部サダヲとイワクラのデュエット、カワイイんです。お似合い夫婦。イワクラ、ほんと可愛らしい!

たった一回。今はダメなんです。

第8話まとめ

純子が言っていた、不満がないからつっぱりがいなくなったのかな、というのと、満たされてきた現代だから人のことをあーだーこうだと言う世の中になったのかなとつながるような回。

きっと昔は生きるのに必死だったり、満たされないものを満たそうとして必死だったりしていたけど、現代社会っていろんなものが満たされてきてそのぶん空虚な部分が増えたのでは?と思えてきました。

だから、関係ない他人のことをあーだこーだと言い、簡単に許せない!とか許さない!とか。よく考えてみると許す権利も許さない権利もないんじゃない?

SNSが発達して良い部分もたくさんあるけど、ひとりごとが拡散されて勝手に同調されたり批判されたり。大変な世の中になりましたね、市郎がいう、もっと寛容な世の中に。というのは同感です。

 

 

 

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