武井咲の歌が上手い!後藤久美子とW主演ドラマ「顔」の感想3選

1月3日松本清張原作の「顔」が現代脚本で特別ドラマとして放送されました。約3年ぶりのドラマ復帰の武井咲さんと約30年ぶりの地上波ドラマ女優復帰となる後藤久美子さん。W主演での「テレビ朝日開局65周年記念ドラマ」というので楽しみに視聴しました!

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武井咲の歌が上手い!感想その1

武井咲さんと言えば、出産で女優をお休みする前、松本清張の「黒革の手帖」で美しい着物姿のダークヒロインを演じていました。約3年ぶりの復帰作品も松本清張。楽しみに視聴しました。

まずは武井咲さんの歌唱力に驚きです。歌手を目指している聖良(武井咲さん)ですから、歌は必須ですが、本人のイメージと同じく透明感あふれる声。歌手として活動しても良いのではと思わせる歌唱力に魅了されました。

なんでも、夫TAKAHIROさん協力の元、ギター指導や歌練習も行ったようです。素敵なご夫婦ですね。その成果でしょうか、素晴らしいアーティストが出来上がっていました。

武井咲さんご自身は歌は得意ではなく、上手ではないと謙遜されていました。いえいえ、とてもお上手です!

そして美しさといったら、出産前の「黒革の手帖」での武井咲さんとなんら変わりなく、むしろ更に美しくなっているような感じがしました。ずーっと見ていたくなる女優さんですね。復帰してくださってうれしいです。

後藤久美子の演技が昔と変わらず棒読み 感想その2

約30年ぶりの地上波復帰。海外生活が長かったから?女優復帰が長すぎだから?と思いながら視聴しました。セリフ棒読み感が耳に残る…。

そういえば、昔もこんな感じだったよね?と思い出させる後藤久美子さん。イマイチ表現力がぎこちないのが彼女の持ち味。SNS検索すると、なんとまあ、不評が多いこと。皆さん同じ気持ちで観ていたようです。

しかし、個人的にはきれいに年齢を重ねていて、セリフ以外はお母さん役もバリキャリの弁護士役も良かったと思います。この年齢層の女優さんって、顔がパンパンに張っていていろんなアンチエイジングが過剰に投与されているんだろうな~、という方が多いこの頃。

後藤久美子さんは、うっすらほうれい線もあり、不自然なハリもない感じが素敵な年齢の重ね方だなと感じました。皆さんはどう思われたでしょうか。

脚本が良かったり悪かったり 「えっ」がたくさんでた 感想その3

松本清張作品といえば、深い意味合いがあり人間の欲望や愛情や憎しみや悲しみなど複雑にからみあう魅力ある作品と思っています。

今回の壮大な記念ドラマにしては、ちょっと期待外れ。ドラマの尺が長いわりに、弁護士である石岡由美子(後藤久美子さん)が恐喝に従って100万円支払ってしまったり、ゲスYoutuber(緒方直人さん)に睡眠薬入りのお酒を飲ませて屋外に放置するとか、なんだか犯罪まがいなのにおとがめなし。

現代風にアレンジしてあるので、スマホや動画などがでてくるのはよいけど、最初に殺された聖良(武井咲さん)の彼氏のスマホがないのに警察が探さないのは何故?事件だからスマホがなくても最後の通話とかSNSとか特定できるんじゃないの?とかツッコミどころ満載でした。

終盤のシーンで、とうとう聖良(武井咲さん)の顔を思い出した石岡由美子(後藤久美子さん)。

さんざん自分の娘の件で世話になったり、Youtuberを殺そうとした自分を止めてくれて犯罪者になるところを救ってもらったりしたのに、あんなにあっさりと聖良(武井咲さん)を警察に通報するなんて、もう少し、苦悩する部分もあったほうが良かったのではないでしょうか。人間味なさすぎ…。

思わず「えっ、警察に言っちゃうの?」と声が出てしまいました。

あ、そうそう、石岡由美子(後藤久美子さん)が100万円支払ったのに、動画を消すように求めないのも不自然。些細なところに、「えっ?お金だけ払って動画回収しないの?」とか「えっ?殺された人のスマホ探さないの?」とか、違う方向に思考が走りドラマに集中できませんでしたわ。

聖良(武井咲さん)の覆面シンガーのくだりは、とても神秘的で素敵な映像だったと思います。

テレビ朝日開局65周年記念ドラマ「顔」のまとめ

すごい宣伝と予告と待ってましたとばかり視聴した「顔」。ちょっと残念でした。後藤久美子さんと武井咲さんの復帰作品としては、なんだか拍子抜けしました。

むしろ昔の作品を見てみたいと感じたのが正直なところです。

武井咲さんが主演された「黒川の手帖」も何回目かのリバイバルでしたが、とても見ごたえがあり続編ドラマも面白かった記憶があります。

第1夜の感想でした。第2夜もあまり期待できそうにないですね。

是非、また面白い松本清張作品を作っていただきたいと思います。

 

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